どうも、ぞーげきゅうです!
うちの現地球グラキリスに、また新しい仲間が加わりました!
と言っても、今回迎えたのも未発根株です。
なので、まだ根がありませんが、新しい根を張ってもらい長く付き合っていけるよう、しっかり環境を整えて管理したいと思います。
そんなわけで、今回で私自身5株目となるグラキリス発根管理記録です!
お迎え
梱包開封時。
緩衝材の新聞紙をいくらか取り出したところ。
ご対面!
枝はひょろっと長いのですが、塊根部分は “でっぷり” かつ “ずんぐりむっくり”。
好きなフォルムです。
状態確認
ひとまず体重測定の図。
なお、状態は非常に良好で、ハリのあるカチコチボディで異臭や虫も無く、何といってもズッシリと重量感がありました。
大きさ・形・色
ひととおりの状態をチェックし終え、次は手で持って各アングルから見ていきます。
手で持ったサイズ感はこんな感じ。
最大幹幅は、現時点でうちのグラキリスの中でおそらく一番大きいと思います。
こうやって見ると卵型で平べったく見えますが、ぶっくり厚みがあるので、実際は立体的な丸みを感じます。
ぶくっと卵型に膨らんだ塊根に長い枝が伸びているという、ありそうであまり見かけないフォルムのグラキリスかなと思います。
発根管理の前処理
日々の発根管理にむけて、まずは事前の処理を。
ベアルート株を迎えるのもこれで5株目なので、いつもの手順でという感じ。
水洗い
水道の水圧で軽く全体を洗い流し。
塗ってある硫黄が取れると、やっぱりまた違って見えます。
根の切断処理
さあ、根を切っていきます!
植物にとって非常に大事な器官である根を切るというこの作業、すごく気を遣うし元々切る事にやっぱり抵抗があって、初めてやったときにはかなり緊張したものですが、5株目ともなればさすがに慣れてきて、臆せずスパスパと切れるようになってきました。(笑)
ところで、ときどき「根を切らずともそのまま土に植えておけば発根する」との見識も見かけますが、私はやはりこの断根処理を行って発根に成功した経験をしているので、今後も根は切ると思います。
詳しい植物生理学的なことはわかりませんが、やはり新鮮な断面からのほうが発根しやすいのと、根が切れることで新しく発根が促される効果があると考えています。
後者は「枝を剪定すると脇芽が出てくる」のと同じ感覚で私は捉えています。
やっぱりこの状態で新しい根が出てくるイメージは湧かないですよね。
ということで、まずは先端を1カット。
まだまだ断面が古いのでカットしていきます。
これだけ根を切って、根の長さもいい感じになりました。
あまり根が長いと鉢に植えにくいので、その意味でもある程度切り詰めておくようにしています。
オキシベロンに浸け置き
40倍希釈のオキシベロンに12時間浸け置き。
無事根が出て最終的に鉢植えするときは、この角度で植えても面白そう。
ルートンを塗布
オキシベロン浸けを終え、自然乾燥させた後にルートンも塗布していきます。
ルートンはあまり厚く塗らず、これくらいで根まわり表面がうっすら白くなる程度にとどめています。
土に植え込み
そしていよいよ植込み!
排水性の良い配合土を、排水性の良いスリット鉢で、鉢底石をたくさん入れて排水性良く。ハイスイセイ命!みたいな植え方です。(笑)
しかし、発根管理において排水性はやはり重要だと思うので徹底的に。
植付け後、各アングルから。
うーん、あまりカッコよく仕上がったとは言えないですね…。
まだ葉がないので色味が寂しいのと、やっぱり鉢がマッチしてない。
スリット鉢は、機能性は本当に素晴らしいので、見た目は仕方ないですね。
しっかり発根させて、植替える際にはカッコいい鉢でバッチリ仕立てたいと思います!
温室で発根管理
鉢に植えたのが4月頭。
まだまだ屋外で発根管理を行うには適さない時期でした。
ということで、このグラキリスも温室へ。
レンズヒーターを鉢に巻き付けて加温しながら、管理していきます。
ひとまず、今回こちらの株の記録はここまで。
また別途続報を更新したいと思います。
それでは、また!
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