どうも、ぞーげきゅうです!
ついにわが家のパキポディウム・グラキリスが花を咲かせました。
これまでで、私の育てているグラキリスが花を咲かせたのは昨年の一度で、それも1株だけでした。
しかし今年は、春先から花茎を伸ばしていた現地球が無事に開花し、現在その他にも花芽をつけている株が複数あります。
このままうまくいけば、私自身初めての人工授粉・自家採種に挑戦できるかもとワクワクしています。
ということで今回は、花が咲きそうなその株たちの現状と、今年花つきが良い要因についての考察を記事にしておこうと思います。
現在咲いているグラキリス
前回のこちらの記事で、蕾が大きくなってきてもうすぐ咲きそう、と紹介したこちらの株。
記事を投稿した翌日4月17日に花開きました。
わが家でこのグラキリスのレモンイエローの花が咲いたのはこれで2度目。
やっぱり綺麗ですし、嬉しいですね!
他にも複数の株で花芽が
上記の株を含め、現在花芽をつけていて咲きそうなのはこの4株。
この株は2019年の夏に初めての現地球として迎えたグラキリスで、思い入れも強い株です。
それ以来、2020年・2021年と花芽もつけませんでしたが、今年はついに!
このまま無事に咲いて、この株から種が採れようものなら、喜びもひとしおです。
こちらはまだ花茎が伸び始めたところといった感じで、蕾自体はまだ形成されていない様子。
咲くのはまだ先になりそうですかね。
こちらは昨年迎えた実生株ですが、もうしっかり黄色い蕾ができていますね。
ただサイズ的にまだ小さいので、花が合えば、この株は花粉をもらうだけにしようと思っています。
授粉して結実すると株自身の体力を相当消費する(花を咲かすだけならそうでもないらしい)みたいなので。
この株が将来良形になるDNAを持っているといいですね。
今咲いている株は、同じ花茎にまだまだ小さい蕾がいくつかあるので、これが後々咲いたときに他の株の花とラップすればいいなーと思いつつ。
引き続きどんどん咲いてくれますように!
今年花つきが良い要因は…温度?光?肥料?
という感じで、これまでになく続々と開花しそうなわが家のグラキリスたちですが、なぜ今年はこんなに花つきがいいのでしょうか…?
株数が増えた
要因は複数考えられるのですが、やっぱりまずは単純に「株数が増えた」というのはありそうです。
花を咲かせる株の絶対数は増えやすくなりますから、その面では大きい。
ちなみに現在までで花芽をつけたのは、
<現地球>5株のうち3株
<実生株>3株のうち2株
⇒ 全体で8株のうち5株。
ということで、現時点で今年は打率約6割。
昨年1株が咲いたときには、
<現地球>2株のうち1株
<実生株>1株のうち0株
⇒全体で3株のうち1株。
でしたから、昨年は打率約3割。
サンプル数が少ないのでこの割合は参考でしかないですし、早く花芽をつけた実生株の1つは結局咲かなかったのですが、それでもやっぱり今年は花つきが良いと言えると思います。
昨年までと今年で違うところ
昨年までと比べて花つきが良い、という事で、変化があったと考えられる環境要因として思い当たるのは次の3点です。
温度
一昨年までは、秋口に感覚的に肌寒くなってきたなと思えば室内に取り込んでいました。
しかし昨年の秋は、具体的に最低気温10℃までは取り込まず屋外管理を続け、意識的に寒さに当てるようにしていました。
また、室内に取り込んでからも、今年はほとんどエアコンをつけていなかったので、昼夜の温度差のある環境となっていました。
(※最高20~30℃、最低13~18℃)
光
現状、リビングが冬の管理場所なのですが、今までの冬は、光については割と適当で(笑)、私たち人間が寝るまでは明るい状態になっていましたね。
しかしこの冬は、夜間にできるだけ部屋の照明が当たらないよう、意識的にカーテンで光を遮っていました。
肥料
最後に、肥料です。
昨年の水やりの記録を見返してみると、10月に全ての株にハイポネックスの液肥を2000倍希釈で与えていました。
それまで私は1度も追肥を与えたことがなかったのですが、これは初めての試みでした。
そして今思えば、もしかすると秋のこの追肥が、意図せず花つきに作用したのかも知れません。
ということで、結局のところ何が影響したのか断定はできませんが、どれも花つきには影響しそうですよねー。
毎年たくさん花を咲かせて欲しいので、このあたりはこれからも意識していきたいです!
花が合えば自家採種に挑戦したい!
前々から、今年は人工授粉・自家採種に挑戦したいと思っていたので、まずは花を咲かせて欲しいと願っていました。
今のところ、順調に何株か咲いてくれそうで嬉しいです。そして、このまま花が合ってくれるといいですねー。
私の住んでいる地域ではまだ夜間冷え込むような日もあり、終日屋外管理とはいきません。
グラキリスの人工授粉・自家採種の初挑戦に向けて、しっかり日々の状態観察・管理を続けていきたいと思います。
それでは、また!
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