どうも、ぞーげきゅうです!
今年は7月に自分の株(現地球)から種が採れましたが、その前にも6月にネットで種を購入し、実生しているグラキリスたちがいます。
その実生苗たちが播種から2ヶ月経ったので、今回はその記録を。
▼前回の1ヶ月経過時点での記録はこちら
播種から2ヶ月経過
ということで、播種から2ヶ月経過現在の姿がこちら。
昨年は色々と失敗もありましたが、今年は順調に育っています!
- 左は赤玉土(極小粒)のみ。
- 右は愛仙園培養土(小球用)のみ。
- 奥は愛仙園培養土(小球用)に表土として薄く赤玉土(極小粒)を敷いています。
ちなみに、昨年の実生での2ヶ月経過時点はこうでした。
と、写真を並べて比較してみると、思ったよりも違いが分かりにくいですが…私自身の手応え・印象としては、断然今年のほうが順調に育っていると感じています。
昨年の実生では、この時点で成長が停滞してしまいましたからね。(おそらく水切れ気味と日焼けが原因)
もう1ヶ月経過後であれば、さらに違いが出ているかも知れません。
【木質化】表皮が白っぽく!
昨年の実生では、播種から2ヶ月頃から表皮が少し白っぽくはなり始めたものの、パキポディウムらしい銀色・灰色の幹肌とは違った色味で、その後4~5ヶ月経ってもなかなか木質化が完了しませんでした。
(日焼けが酷く表皮が赤茶色だったので、色の変化が分かりづらかったのかも知れません)
しかし、ネットでよく見るグラキリス実生だと、大体2~3ヶ月くらいで縦皺が入り、銀色・灰色に近い感じで白っぽくなり始めている例が多い印象。
そして今年の実生苗の表皮はというと…
The タ・テ・ジ・ワ !
And ギ・ン・イ・ロ、シ・ロッ・ポ・イ!
…ついでに脇芽っぽいのも出はじめてますが、これはあまり嬉しくないです。(笑)
どことなくメタリックになってきた表皮。
縦皺も入って、一人前のグラキリスへと変身中!
赤玉土のみだと、表皮は少し白くなってきてますが、縦皺はまだでていませんね。
遮光率を下げた(50%→20%)
それと、この1ヶ月での育て方の変化として、遮光ネットの遮光率を50%から20%に下げました。
もちろんまだまだ幼苗なので日焼けが心配でしたが、徒長させたくなかったので。(私はどうもスパルタにしてしまいがち…笑)
50%である程度慣らしたので、20%でも大丈夫でしたね。若干表皮が紫色になりましたが、我が家の環境ではイケるみたいです。
土(肥料の有無)による違い
今回の実験として、土を赤玉のみと培養土の2パターンに分けていますが、現在の状態はこう。
やはり当然、赤玉土100%よりも培養土(肥料分入り)のほうが葉が多くて大きい。
これは1ヶ月経過時点でも表れていましたが、さらにその違いが明らかになりましたね。
次に、苗の太さや高さ。
今回も比較してみます。
太さ・高さについては、現時点でまだあまり大きな差はなさそうです。
が、葉の勢いが全く違いますし、前述のとおり、培養土組には縦皺が入り始めています。
この皺が、「ボディが横へ太っていく際の表皮の割れ」だとすると、ここからの成長(太り)具合にかなり違いが出てくることが予想されます。
また、培養土組で一番縦皺がたくさん出ている苗は、早くも脇芽が出てきています。
多肥で育てた実生は “成長は速いが多頭になりやすい” らしく、まさにその傾向が出ています。
私は、多頭のいわゆるタコグラキリスよりも単頭の形が好みなので、脇芽の発生は出来る限り抑えていきたいところ…。
今回赤玉土100%で育てている苗たちが、このまま脇芽を出さずに成長していってくれると嬉しいのですが、そのあたりも今後の経過観察が楽しみです!
ということで、今年6月8日播種から2ヶ月経過時点のグラキリス実生記録でした。
数ヶ月で、ほんの小さな種からみるみる成長していく姿を見届けられるのは、やっぱり実生の醍醐味ですねー。
次回の3ヶ月経過記事では、さらに立派に育った実生グラキリスの姿を記録できればと思います!
それでは、また!
▼続きの記事はこちら
コメント