どうも、ぞーげきゅうです。
今年は残暑が長引き、10月に入っても夏と変わらぬような暑さが続いていましたが、10月半ばを過ぎたあたりから一気に気温が下がりました。
そこからさらに秋も深まり播種から4ヶ月経ったパキポディウム・グラキリス実生苗たちの現在を、記録していきたいと思います!
▼前回の3ヶ月経過時点での記録はこちら
播種から4ヶ月経過
まず、とりあえず今の状態は、こうです…!
ん~…茶色い。(笑)
完全に休眠へ向かってますね。
ちなみに、10月17日から一気に気温が下がりましたが、これに合わせるように室内に取り込みました。
17日の朝はすでに冷え込んでいたので、ひと晩冷気に当ててしまいました。
しかし、もともと葉の変色は進んでいましたし、冷気と言っても15℃程度なので、これが原因で休眠スイッチが入ったわけではないと思いますが、どうなんでしょうね。
この1ヶ月間での変化
前回の記録で「腰水と遮光を再開してみる」ことを書きました。
結局、都度状況に応じてという感じで、腰水については暑い日は朝~夕方だけ腰水してみたり、朝晩2回の水やりにしてみたり。
遮光も、真夏並みに陽射しが強いと感じる日は遮光してましたが、もう秋で陽射しも弱くなってきたので、それ以外の日はほとんど外してましたね。
しかし結果としては、特に成長具合の変化なしでした。
葉の大きさ・数
↓ 前回(播種から3ヶ月経過時点)の上から見た写真。
↓ 今回。
前回の3ヶ月経過時点で子葉が枯れ落ち始めていました。
そして本葉もちょっと焼けてきたなと思っていたら、この1ヶ月でさらに葉の変色が進み、いよいよ本葉も落ちてきました。
高さ・太さ
↓ 前回。
↓ 今回。
サイズ的には一切変化なし。
成長は完全にストップしましたねー。
木質化・日焼け
唯一、今でも成長していると言える部分は、木質化がゆっくり進んでいることくらいでしょうか。全体的に若干表皮の白っぽさが増してきてます。
しかし、木質化についてもやっぱり遅い気がします。
ネット上で色々と見ていると、播種から4ヶ月も経ったら大体みんな全身銀色になってますね。苗自体のサイズも大きいですしね。
今も、半分くらいの苗はボディの下のほうがまだ木質化していなくて、焼けた赤茶色のまま。
落葉して休眠中でも木質化は進むのでしょうか…?そこも含めて、今後も観察していきたいと思います。
実生1年目の冬を休眠して迎える
6月下旬の播種から、かわいいグリーンの子葉を開いて初々しく発芽し、そこからボディは強光で赤茶色に焼けながらも、ぐんぐん成長してきた苗たち。
しかし、3ヶ月経過時点で葉焼けが見られ、成長も停滞し、この1ヶ月で大きく落葉が進みました。
こうやって見返すと、大きくなったなと思いますね。
「グラキリスの実生は1年目の冬が一番の難関なので、落葉させずに乗り切ったほうが良い場合が多い」と言われてたりするので、もともと今年は冬の間も寝かさないつもりでした。
しかし、もはや完全におやすみモード…よもや、よもやです。
室内に取り込むのが遅かったのか、やはり夏場の日焼けのダメージが大きかったのか。
このままいけば、おそらく来月には丸坊主になっているでしょうね。
このサイズでまだ木質化も完了してないのに、休眠状態で冬を迎えてしまって大丈夫なのか…?
次に芽吹く春まで今から約半年もあるのに、乗り越えられるのか…?
心配ですが、しっかり見守っていきたいと思います。
冬の管理について
実生1年目は体力もないので温室が用意できれば一番いいのかもしれませんが、色々な事情から我が家では現状難しいです。
とりあえず他の株と同様に、日光の当たる窓際に置いて、ボディが凹むようなら軽く水をやる、という一般的な管理でいきたいと思います。
何せまだまだ小さいので、なるべく窓越しの冷気にも当てないようにしたほうがいいんでしょうね。そのあたりも考えてやっていきます。
私自身、今回が初めての実生なので何もかもが未経験ですが、種から育てて愛着の湧いている実生苗たちなので、何とか頑張って冬を乗り切らせたいと思います!
以上、播種後4ヶ月経過の記録でした。
それでは、また!
▼続きの記事はこちら
コメント