グラキリス実生記録(2021年6月播種)【3ヶ月経過】

アイキャッチ(実生2021.6播種 3ヶ月経過) 実生(2021年播種)

どうも、ぞーげきゅうです。
暑い夏が過ぎて秋。そして9月も終わりです。
夏型塊根植物の成長期は今年も残すところわずか。

さて、播種から3ヶ月経ったパキポディウム・グラキリスの実生苗について、今回も記録していきます!

▼前回の2ヶ月経過時点での記録はこちら
(※スパルタ育成組・ゆとり育成組にグループ分けして育ててきた経緯があります)

スポンサーリンク

播種から3ヶ月経過

天気のいい日も多く、まだまだ暑い1ヶ月でした。
そして、まず経過報告としての結論からいうと…明らかに成長が停滞しました。

播種から3ヶ月経過時点
出勤前の早朝に撮影したので少し暗め。
スポンサーリンク

この1ヶ月間での成長

日々観察していて、「なかなか成長してるように見えないけど、毎日見てるから分からないだけで、写真で見比べたら実感するんだろう!」と思っていましたが、やっぱりほとんど変化してませんでした…(笑)

葉の大きさ・数

↓ 前回(播種から2ヶ月経過時点)の上から見た写真。

播種から2ヶ月時点(上からアングル)
(左:ゆとり組 右:スパルタ組)

↓ 今回がこちら。

播種から3ヶ月時点(上からアングル)
(左:ゆとり組 右:スパルタ組)

うーん、全然変わってない。
むしろ、ボディのみならずいよいよ葉も少し焼けてきて、色味的にもちょっと元気がなさそうに見えます。

それと、子葉が枯れ落ちる苗も出てきました。

枯れた子葉1

もともと子葉は本葉よりも早く落葉するものですが、全体的な葉の日焼けで子葉の枯れが加速したのかもしれません。
しかし「本葉ができるまでの生育初期の光合成を行う」という子葉自体の役割はすでに果たし終えているので、特に問題ないでしょう。

高さ・太さ

↓ 前回。

↓ 今回。

若干大きくなった子もいますが、ほぼ変化なし。

木質化・日焼け

この1ヶ月での一番大きい変化といえば、塊茎部の色。
木質化が進んでみんな白っぽくなって、全体的に垢抜けてきた感じがしますね。

それと、日焼けも進んで茶色がより濃くなった感じ。
これはあまり良い変化ではないと思います…。

ゆとり組のぷっくりした苗
前回記事で登場したぷっくり君。
最もぷっくりした苗
白みがかった部分の面積が増えてきた。
この子はぷりぷり度も増してます。
スポンサーリンク

【成長を促すために】腰水と遮光を再開

ここまでの写真にも写っていますが、スパルタ組・ゆとり組とも腰水を再開しています。

実はこの3ヶ月経過時点の4日前に写真を撮って見比べて、明らかに成長が止まってるなと感じ、その日から腰水にしました。また、日焼けする葉が出てきたことから、遮光も再開しました。
まだこの4日間で目立った変化は出ていませんが、今後しばらく継続してみて、成長具合がどうなるか確認してみます。

実生は1年目の越冬が最大の難関とも聞くので、冬までにできるだけ大きく育てて体力をつけさせたいところ…!

2021.10追記

腰水・遮光を再開後、成長具合に変化はありませんでした。
(詳細は、播種から4ヶ月経過時点のこちらの記事参照)

【考察】成長が停滞した原因は?

他の方の播種から3ヶ月の写真をネットやSNSなどで見てみても、やっぱりうちのは比較的小さい。
プレステラ90(7.8cm×7.8cm)で育てておられる方が多い中、私はプレステラ105(9.2cm×9.2cm)で育てているので、鉢との相対的な見え方で小さく見えるというのもあります。しかし、それを差し引いてもやはり成長は遅いようです。
特に、この1ヶ月でほとんど成長しなかったのが大きいですね。

この結果に対して考えられる要因は、次の4つ。

成長停滞の要因
  1. 直射日光が強過ぎた
  2. 根の乾燥(根がダメージを受けた)
  3. 水の控え過ぎ
  4. 肥料(栄養素)の不足

直射日光が強過ぎた

スパルタ組は初期から遮光をせずに直射日光ガンガンの環境で育ててきましたが、もともと塊茎部分はあまり見かけないレベルで深い赤茶色に焼けてました。

それでも葉は問題なさそうだったので直射日光を継続してみましたが、8月途中で遮光をやめたゆとり組も含め、ついに葉まで茶色がかったような色になり成長も止まったので、これについては一つ明確な結論が出たかなと思います。

発芽初期の実生苗に夏の直射日光は強すぎるため、遮光が必要!

自生地では幼苗も親株と同じ環境で育っているはずなので問題ないと思っていたんですが、現地の写真を見ていると、雑草が結構生えてたりするんですよね。

なので、現地では株が小さいうちはある程度遮光された環境になるのだろうと思います。

あとは、後述しますが水が不足したこともボディや葉の焼けにつながった可能性もあります。おそらくこのあたりは複合的に影響していると思います。
なので、水を十分たっぷり与えていれば、もしかしたら直射日光でも問題ないかも?しれません。

このあたりは実際に試してみないと仮説の域を出ませんので、夏に遮光して育てた場合・水を十分与えて直射日光に当てた場合、の成長具合について、次回(来年)の実生育成で実践検証してみます。

根の乾燥

1ヶ月経過記録の記事で、表土の赤玉土の粒が大きすぎていくつかの苗が倒れ、露出した根が乾燥して焼けてしまっていたことを書きました。

倒れた苗(ゆとり組)
赤玉土のサイズは完全に失敗でした。

全ての苗の根が露出して焼けたわけではないですが、表土の隙間が大きすぎることで根が乾燥しやすくなってダメージを受けた可能性はあります。

水の控え過ぎ & 肥料(栄養素)の不足

思えば、腰水をやめて長雨が明けたのが2ヶ月経過時点なので、それ以降あまり成長しなかったことを考えると、水が足りなかった可能性も高いです。

スパルタ・ゆとり両グループとも8月上旬頃(異例の長雨前)から腰水をやめ、それから約1.5ヶ月経ちました。
その間、水やりは土の乾き具合や苗の様子を見ながらその都度やっていましたが、晴れが続いたときは平均すると2日に1回くらいの頻度だったでしょうか。
苗が萎れることはなかったものの、土が乾き切った状態になることもあったので、これでは水やりが少なかったのかも知れません。

また、肥料についても私は一切与えていません。
(※メネデールは100倍希釈で1~2回与えました)


ネット上で、「幼苗の頃は多肥・多水で育てると良い」というような情報も見かけます。(もちろんその逆も然り)
色んな考え方があったり、育てる環境によって正解は一つではないのだと思いますが、この「幼苗を多肥・多水で育てるべきか否か問題」については、今後も試行錯誤しながらベストな方法を探っていきたいと思います。

実体験を記録に

播種から3ヶ月間グラキリスの実生をやってみて、だんだん見えてきた部分があります。
今回の成長の停滞もそうですが、やっぱりこうして実際に自分で経験してみないと納得できないことや分からないこともありますね。

今回の実生について、このあたりの総括は今年の成長期を終える頃(5ヶ月経過の記事になるかな?)にまた一旦まとめたいと思っています。


これからも、失敗や上手くいかない部分も含めて公開していきますので、何か少しでも読んでくださった方の参考になれば嬉しいです!

それでは、また次回!


▼続きの記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました